こんにちは。代表の伏見です。今回は書籍掲載のお知らせです。
2021年4月1日に宣伝会議より発売の雑誌「販促コンペ 公式企画ガイドブック」にわたしの原稿が掲載されております。
この本は、アイデアの異種格闘技戦「販促コンペ」の優秀作品がまとめられたもので、歴代のグランプリ・ゴールド・シルバー受賞作品70本の企画書に加え、企画書の書き方や、アイデア作りに関する疑問に、26人の審査員が答えるといった内容で、販促コンペの応募に役立つ1冊です。
内容は、わたしが第7回 販促コンペでゴールドと協賛企業賞をW受賞した企画「マンガ棚風広告」について、今振り返って思うことや、受賞後のその後などについての内容で原稿のご依頼を受け、執筆いたしました。
(「マンガ棚風広告」については、こちらの記事でも解説しています。)
受賞したのが2015年なので、あれから6年が経ったことになります。
実は受賞後も、2016年・2017年と二度出しているのですが、ファイナリスト止まり(2016年)でした。
(ファイナリスト止まりとなった企画「自分書店」については、こちらで軽くご紹介しております。)
こちらのアワード、年々応募が増えているようでして、私が応募した第7回は2361点だったのが、昨年の第12回が6139点。
難易度がスーパー上がっている気がしますね。
そんな販促コンペですが、私はこの第7回を含めて、第4回(協賛企業賞)・第5回(協賛企業賞)・第8回(ファイナリスト)とこれまでに4度受賞しています。
今となっては応募者数がとても多くなっていますが、
わたしが応募していた時代は、平均すると2000点前後だったように思います。
少なくはないですが、今よりはまだなんとかなる気がする数字ですね。
ちなみにわたしが販促コンペに出していた時に、気を付けていた3つのことを、以下にまとめてみました。
【応募が少なそうな企業に応募する】
協賛企業の方には少し失礼かもしれないのですが、なんか感覚的に応募者が集まりそうな課題と、そうでない課題というのがあると思うんです。
題材が難しかったり、商品に華がないようなタイプの課題は、応募者が集まりにくそうというか。
自分の場合は、人気のありそうな課題はやりやすそうでもあえて避けていました。
【自分ごとできる課題を選ぶ】
テーマによっては自分が普段、触れていて詳しい商品に関する課題もあれば、その逆もあります。
できるだけ自分が身近に感じられる商品やサービスに関する課題を選んだ方が良いと思いますね。
【自分の得意なことを活かしたアイデアで勝負する】
販促コンペのおもしろいところに、本コンペが販促に関する異種格闘技戦ということです。
基本的に、おもしろい企画であればなんでもありです。
企画が得意なプランナーは、「面白いプランニング」で、
プログラミングが得意な人はエンジニアの方は、「面白いアプリやゲーム開発」で、
デザインが得意なデザイナーは、「広告制作を軸にした企画」で、というふうに
自分の得意なことで勝負できます。
プランナーのためのアワードと思われているところがありますが、
わたしは実際、デザイナーで何度も受賞しています。
そして執筆させていただいている「マンガ棚風広告」という企画は
広告(グラフィック)の制作を軸にした企画で、そのあたり書籍で語らせてもらっております。
以上、応募される方の、少しでもお役にたてると幸いです!