- 複数のデザイン案をご提示し、そこからセレクトいただく進行プランのもと、制作。コストを抑えるためにストックフォトのデザインテクスチャを活用して制作しています。
イルグルム様は、大阪市北区に本社を置き、マーケティングテクノロジー及びEコマース関連のソフトウフェアの開発・販売を中心に様々なサービスをおこなっておられる企業です。弊社ではそんなイルグルム様主催のイベント「AD EBiS Conference 2019」のサイトデザインを担当させていただきました。
このイベントは、デジタルマーケティングにおいて「成功」を収めている企業がどのようにデータを活用し、投資判断をしているのかなどの情報を通じて“いま本当に必要な知見を提供する”というイベントです。
デザインの制作にあたっては、まずイルグルムさまからいくつかの参考となるデザイン情報をご提供いただきました。そこから、先進的なイメージやビジネス感を出したいという意向を読み取れたため、それを念頭に置いてデザイン制作をスタート。
ただ、先進的なイメージといっても、それを表現するための手法はたくさんあります。その中でもできるだけイメージに近いものにしあげたいと思ったため、このケースにおいては複数のデザイン案をご提案し、イメージを絞っていくカタチの進行で進めさせていただきました。
提出したデザイン案は、以下のバリエーション。
これらを提出させていただいたところ、“イメージしていたより可愛らしい感じが強いと思った”“もう少ししっかりとした字体のパターンも見てみたい”といったご意見や“この中で一番イメージに近いのはこれ”などといった様々なフィードバックをいただきました。そこからそのフィードバックをヒントに、さらに追加でデザインをご提案。
そうして出揃った案を社内で検討していただき、さらに多くの方のご意見も反映させながらデザインを完成させていきました。
結果、このイベントには前年を上回る550名を超える方からお申込みをいただくことができたとのことでした。(各業界を牽引する企業のデータ活用や投資判断の事例を共有し、盛況のうちに幕を閉じた”特別な一日”の様子は、こちらからご覧いただけます。
日頃お仕事をさせていただいているクライアントの方々の中にはデザインイメージが頭の中にはっきりとできている方もいれば、ぼんやりとしたイメージがあるだけの方、まったくイメージがない方など、様々です。
デザインのお仕事において、進行方法は会社によって、または関わる担当者・デザイナーによって様々です。
しかし、デザインという0から1を生み出していく過程において進め方が非効率だと、クライアントと作り手の意思疎通にギャップが生じて、制作が迷走に陥ってしまう可能性が大きくあります。そうなるとお互いが疲弊してしまい、最終的なアウトプットの質も低いものになりがちです。
そうならないためにも弊社では、イメージがはっきりとある方の案件については『細かいテイストまでさらに確認を重ねながら、イメージを忠実に再現する』、ぼんやりとしたイメージをお持ちの方の案件については、『複数のデザイン案をご提示することで理想のイメージに絞り込んでいく』など、案件ごとに最短距離で的確なゴールに到達するための進行プランをご提案したうえで、制作していきます。
“デザインを発注したいけど納得できるものにならなかったらどうしよう・・”といった不安や“デザインの発注ってややこしそうで、どうやって進めればよいか分からない”といった悩みをお持ちの方は、ぜひ一度アドラクションにご相談ください。