- 来場者からよく言われる一言をキャッッチコピーに、すっきりとしたレイアウトでインパクトのあるデザインにしあげています。
千早赤阪村にある自然につつまれた関西有数の大型公園墓地 千早赤阪メモリアルパーク様の新聞折込みにて配布するチラシのデザイン・企画(原稿作成)・写真撮影をトータルで担当させていただきました。
時代はなんでもかんでもスマホで宣伝する風潮になってきているなか、現在の新聞折込みはターゲットを絞った媒体になってきており、今回のように高年齢かつ富裕層向けの商品プロモーションとしてはまだまだ有効です。
こちらのメモリアルパーク様のチラシですが、弊社が担当させていただく以前から定期的にチラシの新聞折込を実施されていたにもかかわらずあまり成果につなげることができなかったとのことでしたので、まずは過去に実施されていたチラシを拝見しました。
ちなみに、過去のチラシの一例がこちらです。表面では“メモリアルブックプレート”という本の形をしたオリジナルのお墓をメインに訴求されています。裏面ではお墓の価格や、設備紹介の内容を掲載されています。
過去のチラシを拝見した後、カメラマンに同行してもらい霊園全体の見学と撮影を兼ねて一周させていただきました。歩いてみて感じたことは、とにかく広くて美しい霊園であること。
この千早赤阪メモリアルパークは関西最大級規模の霊園であり、設備もまだ新しくバリアフリーも充実しています。
こんなに巨大な霊園が、こんな田舎の一角に存在しているということに驚きました。私たちだけでなく、来られる方々が口を揃えて“こんなところに、こんなところがあったんだ”とおっしゃるとのことでした。
そこで、この驚きの言葉を抜粋してチラシのキャッチコピーとすることを提案いたしました。
デザインについては、霊園のなかでも最も美しいエリアの写真を一枚に絞って紙面いっぱいに掲載。
これはチラシのデザインをする際のとても大切なコツでもあります。
新聞折込みというのは多くのチラシが折られた状態で届けられます。その多くのチラシを見る人は一枚一枚をじっくりとは見ず、パラパラとめくるように見ていきます。その一瞬でそれがなんのチラシで、どんな情報が掲載されたものかを理解し、ターゲットに興味を持ってもらう必要があります。
情報を整理できておらず焦点がぼやけているデザインや、情報が詰め込められすぎていて読む気がしないデザイン、新鮮さを感じさせないデザインは即ゴミ箱行きです。表面はとにかく興味を持ってもらえるように構成し、裏面で伝えたい情報を細かく詰め込むことが良いチラシデザインを作成するセオリーです。
霊園を探しておられる方々は色々な霊園を回った上で検討されており、その選択肢のひとつに加えていただく存在になること。そしてとにかく見学に一度来ていただくこと。これがこのチラシでクリアするべきミッションに定めて制作を進めました。こちらの霊園は見学に来ていただいた方の成約率が高いため、“来てもらえさえすれば勝ち”のようなところがあったからです。
チラシの成果としては、例年に比べて明らかに問い合わせや見学希望者が増え、チラシを何度も増刷し、追加で新聞折込みしていただける結果となりました。
“チラシを制作しても、あまり成果に結びつかない”“どんなふうにデザインすれば良いか分からない”といったお悩みをお持ちの方は、ぜひアドラクションにお問い合わせください。